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考えたことや、スピリチュアルな体験など(随時更新)
 

宇宙語の記憶

 
子供の頃、ベッドに入ってうとうとしていた時などに、よく宇宙語が聴こえました。何ひとつとして普段使っている言葉と違うのに、全体として音楽のように「わかる」のです。私はうっとりとそれを聴きながら、安心して眠りに落ちてゆくのでした。
 
しかし大きくなるに従って、そのことはすっかり忘れてしまっていました。時期が来るまで、そっと封印されていたのかもしれません。
 
改めて思い出したのは、社会人になって数年経った頃のことでした。当時の私は毎日がとても忙しく、自分が本来何をしたかったかなど考えるゆとりもありませんでした。そんな日々を送っていたある日の真夜中のことです。ふっと目が覚めた私は突然「窓の外に高次元存在がふたり立っている」と直感したのです。
 
高次元存在、などという言葉は普段使わないものですし、なぜそれがひらめいたのか不思議でした。ただ、彼らは私の行く末を見守っている存在なのだということだけははっきりとわかったのです。宇宙語を使って私に語りかけてくれていたのも彼らなのだと思いました。
 
そして、この日を境として、不思議なことが次々と起こるようになりました。どれも私の人生にとって重要なものだということが伝わってきましたので、私は覚悟を決めました。思い切って、スピリチュアルな世界に飛び込んでみよう。そして自分の魂が喜ぶ生き方を探してみようと…
 
そしてたくさんの出会いと、貴重な体験を得た私は、もう後戻りはできないと知ることになります。これは本当に必然だったのだと、つくづく感じたのでした。