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考えたことや、スピリチュアルな体験など(随時更新)
 

①宇宙船に乗って

 
これは私がエネルギー活性の中で体験したエピソードです。2012年の冬のことでした。
 
ある夜、寝る前にテーブルの前に座っていると、自然と瞑想状態になりました。そして気づくと、目の前に男性性を帯びた天使がひとり立っていたのです。私はしみじみと彼を見つめました。まったく違和感はありませんでした。彼は穏やかな笑顔を私に向け、そっと手を差し伸べました。私を宇宙の故郷へと誘ってくれたのです。
 
その夜に観たヴィジョンは、とても懐かしいものでした。ふんわりとした繭のようなエネルギーフィールドの中に守られて、私の意識は遠く何万光年もの時空を超える旅に出ていたのです。
 
宇宙空間を漂っていると、宇宙船の連隊に出会いました。そのひとつが私に向かって挨拶のサインを送り、ゲートを開きました。吸い込まれるように乗船すると、懐かしい存在たちが私を出迎えてくれたのです。テレパシーも、表情も、ふとした動作さえすべてがしっくりくるみんな。懐かしい以前に、一緒に過ごすのが当たり前という感覚…地上のソウルメイトに出会った時も、同じ波長の何かを感じた…私たちは全てがつながる愛の世界から来たのだという真実が、一瞬で脳裏を駆け巡りました。
 
宇宙船の中を案内され、一緒にくつろぐひととき。笑い合ったり、深淵な話をしたり、宇宙船から視える地球の美しさを教えられて、驚嘆したり…本当にただただ楽しかった、まるで永遠のよう…
 
しかしながら夜が明ける頃、私は見送りを受け、地球へと戻りました。不思議なようですが、さみしさは微塵も感じませんでした。なぜなら、彼らはある意味ではずっと一緒にいたのだし、これからもそうなのだという確信が私を満たしていたからなのです。