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考えたことや、スピリチュアルな体験など(随時更新)
スピリチュアルと宗教の違い
色々と感じることが多い方のために、未熟ではありますが私自身の考え方を書いてみました。何かしらのご参考になれば幸いです…しかしながら、ピンと来なければ読み飛ばしてしまってください。
スピリチュアルと宗教の違いについて。これは現象を無視せずに誠実に考えると渾然一体となり、一概には区別が難しく…それが醍醐味だとも思えるのですが(人が考えたものである以上、形而上だけで済ませたくとも、どうしてもある種の実在性を持ってしまう概念ですから)、とりあえず分けて考える必要も多々あるので、私はざっくりと次のように暫定区分して捉えることにしています。
新しい時代に生きる個々の想いを尊重するべく、草の根的に拡がった緩やかな相互扶助システムが現在のスピリチュアル・ムーヴメントの核心部分で、社会の秩序安定のための一端としてすでに認知されているシステムが、世界宗教です。数多くある新興宗教や分派についてはここでは除外します。
日常、当たり前のように味わい活用している宗教的な感性に「加えて」スピリチュアルな考え方を一つの方法論として取り入れることは自他のセラピーにおける実践的な効果を発揮する、と私は考えています。言い換えれば意識の補完的役割として捉え「利用する」ことが、スピリチュアル世界から恩恵を引き出し、多くの夢あるセラピーたちを安全に楽しむための必須要素だという認識です。それぞれの価値観が刺激し合い、切磋琢磨しながら発展してゆくことを望んでいます。